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●2017.03.22
題名:2017桜満開宣言
昨日の3月21日に靖国神社において桜が5輪ほど咲き開花宣言がなされてしまいました。
と、いうのも…..
昨年は、開花日はみごと的中できましたが、開花の後の寒さが長く満開予想は大きく外れてしまいました。通常開花日から1週間程で満開のはずなのですが、昨年は、1週間経っても3部咲き程度でした。そのため、昨年の屋形船からのお花見は、お花見の寂しさを補うため、お台場を周遊した次第です。
今年も当然のごとく、600度の法則に従って開花予測を致しました。
昨年は、2月16日までの合計は、187.2℃でした。今年は、2月16日の時点で178.3℃と、8.9℃低いのです。1日分の差があるのです。昨年の開花宣言は、3月23日でした。そうすると、今年の開花宣言は、昨年より1日遅い24日と予想しました。
屋形船の予約をしなければなりません。何日に予約をするのか。
そこで、今年は昨年の教訓を生かし、開花予測から8日を加えた4月1日にしようと動物的勘に頼りました。しかし、問題です。4月1日は、土曜日です。当社は休みの日です。そのため、3月31日にするか、4月3日にするか選択しなければなりません。もしかすると、昨年と同様の3部咲きのお花見になってしまうのか?それとも葉桜のお花見になってしまうのか?の選択ということになりかねないのです。やはり満開のお花見をしたいと思うのが人情です。開花の後の花冷えがあると、これも動物的勘に頼り、4月3日に決定しました。4月3日が満開で最高の花見日と予想して屋形船の予約をいたしました。
しかし、昨日3月21日に開花宣言。予想より3日も早いのです。た~~~いへん!満開は、早ければ30日になります。ややもすると、4月3日は、葉桜見学となってしまう可能性もあります。
でも大丈夫!当社は、とっても運の強い会社です。お花見を堪能できると信じていますが、、、、、、、チョット不安も大きくあるのも事実なのです。
さあどうなりますか。吉か?凶か?結果はホームページに写真を掲載したいと思います。どうぞ、ご一緒にお祈り頂ければと思います。
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●2017.03.15
題名:島崎藤村といえば・・・
島崎藤村のご婦人である静子さんの引越しにまつわるエピソードの紹介です。それは、静子婦人が退去した後の家の話です。
次の入居者が掃除をするためにその家を見にいった時、畳の上にはごみ一つなく、押入には、まだインクの匂いのするような新聞紙が上の段と下の段にちやんと敷いてあったのだそうです。そして、押入れの隅に小さな包みが置いてあり、忘れ物と思って取り上げてみると、忘れ物ではなかったのです。その証拠に包みの上に「次にお住まいくださる奥様、御元ヘ」と。書いてあったのだそうです。
包みの中から出てきたものは真新しい障子紙と丹念に手縫いした雑巾でした。そして、『引っ越しに当たり、障子も張り替え、縁もきれいに拭くべきでありますが怠ります 。どうぞこの障子紙と雑巾をお使い下さいませ』 とのメッセージが添えてあったのだそうです。次の入居者のご夫婦は感動のあまり涙がこぼれ出たとのことです。この次の入居者は、名エッセーとして高く評価された高田保さんという方で、『ブラリひょうたん』という随筆に紹介されています。
このような心温まる話に近年出会っておりません。逆にゴミ屋敷のニュースの方が多いのではないでしょうか?私たちも業務の中で、不良店子の後始末を行なうことが間々ありますが、先日もゴミ屋敷状態の部屋の処理を行ないました。静子婦人の思いのかけらも無い部屋でした。時代が違うといわれればそうなのかもしれません。しかし、静子婦人のこの時代でもこのような思いやりのある方は、少なかったはずです。今私たちが見習うべきことと思うのです。
ある会社に訪問した時に、社内を見せて貰いました。壁という壁に、報告・連絡・相談を意味する『報連相』の紙が貼ってありました。そして、コピー機には、『キャンセルボタンを押してからコピーをしましょう』と紙が貼ってありました。恐らくミスプリントを防止するためなのでしょう。案内してくれた人に「社員教育に腐心しているのですね。頑張ってください」と伝えました。
報告・連絡・相談ができていないから『報連相』の紙を貼っているのです。そして、静子婦人の精神があれば、次に使う人のために、当然のこととして、キャンセルボタンを押してからコピー機から離れることでしょう。
自分の周りを好転させる思いやりの精神が大切であることの証左だと思うのです。そしてこれは、大げさに言えば、世の中全ての幸せに繋がる精神だと思うのですが、皆さんはそう思いませんか?
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●2017.03.15
題名:心を研ぐ
言葉は「心の鏡」とも云います。
心のこもった文章を書くことを、「文章を研ぐ」というのだそうです。研いで磨くということだと一人ごちています。では、どのように研ぐのか? 島崎藤村は、「文章を添削することは心を添削することだ。その人の心が添削されないかぎりはその人の文章が添削されようがない」と述べています。この言葉に出会った時私は、心臓をえぐられる様なショックを受けました。弊社は、相続対策専門会社です。言うなれば、お客様の財産を添削(改善)する事とも言えます。その生業に当り、私たちコンサルタントが自らの心を添削(改善)しなければならない。そうしないとお客様の財産が良くなることはない、という事と私の心に突き刺さりました。
原理原則を守り、お客様目線で仕事を進めていくことが大切であることを改めて痛感しました。弊社のメンバーが師と仰ぐ故船井幸雄翁の基本理念である『プラス発想・勉強好き・素直・感謝』が、今、この時代だからこそ大切な教えであると再認識しました。
日々自らの心を研ぐクセ付けを心がけ、お客様の財産を研いで磨いていこうと心新たに致しました。
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●2017.03.01
題名:財産基本報告書の大切さを再認識しました
健康に留意している方は、一年に一度は人間ドックを受けていると思います。自身の身体の中で気付かないうちに病んでいるところは無いか?検査によって、生活習慣を変える必要があるのかないのか?結果は、映像と数値で出てきます。早期の発見によって大病を未然に防止できれば、とてもラッキーなことです。だからこそ、人間ドックを毎年受けるのです。私は、社員に対して常に言っていることがあります。それは、『身仕舞』という言葉です。身仕舞とは、身なりをつくろうこと。また、化粧して美しく着飾ること。と辞書を引くと出てきます。私は、大学を出て社会人になる時に、父から授かった言葉でした。それは、「芸子さんが最初に教わる言葉に身仕舞という言葉があるんだ。その意味は、他人に支配されず、自分自身が支配しなければならないものが3つある。それは、健康と金と時間だ。この3つを自分でしっかりと管理することが良い人生を送るためのコツなんだ」と。亡き父の言葉を思い出させたことが1月末に起こりました。朝、目を覚ますと舌まわりがすこぶる悪いのです。昨晩歯磨きの時に歯のみならず舌まで鬼のように洗浄したせいで傷つけてしまったのか?と思っていたのですが、数日経っても改善しません。舌まわり以外は何ら身体に変調はありませんでした。妻に促されて近所の脳神経外科に行き、検査を受けた結果、脳梗塞が発症しておりました。再発防止の治療しか方法はないとのことです。健康に関して身仕舞が欠けていたのです。父の教えに背いてしまいました。父に申し訳ない思いの悔いが残ります。
とはいうものの、昨年秋に人間ドックを受けているのです。しかし、いつもは受けている脳PETを昨年だけは受けなかったのです。昨年に限ってだけケチってしまったのです。もしかしたら、昨年脳PETを受けていたら兆候が見つかったのかもしれません。あとの祭りです。しかし、医師曰く、「この大きさの梗塞で他に異常が無いのは奇跡的だ。」とも言われ、やはり俺は運がいい、と思いながらも背筋がゾッとしました。私自身生まれて初めて、『死』を意識したのです。その日から、健康と向かい合い、節制を心がけています。今、元気一杯に仕事に励んでいます。そこで思いました。
私ども㈱財産ブレーントラストがお客様に、「一年に一度健康のチェックをする人間ドックと同じ様にご自分の財産も財産基本報告書でチェックして下さい」と、常々言っているのです。数値で見る財産の健康診断はとっても大切なことです。今回の私自身に起きたことを通して、申しあげます。手遅れになる前にちゃんとしっかりと検査をして、治療を行なってくださることを心からアドバイス致します。
『身体も財産も丁寧な健康診断は必要不可欠です。早め早めの対応が大切です』
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