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土地建物編
  • ●2014.12.24
    題名:建築費

    昨今、建築費が暴騰中

    それでも、建築に関する相談は増えています。

    計画中の資料を拝見すると、やはり建築コストが高い。採算収支に魅力がない。
    借り入れの負担が大きすぎる。
    相続税対策の為なので、儲からなくても良いと言う。

    「そうだろうか?」

    収益力の悪い財産を相続で受け取る方は大変な将来が待っていると思うのです。

    不動産バブル期を思い出します。建築費が坪当り200万円でないと発注できなかった。
    それでも建設に踏み切った人たちは数多見られました。バブル崩壊後、大変な事態になったのは、まだ20年チョット前の事です。

    「待てないのですか?」何度もお伺いします。

    建築営業の方の営業力が辣腕なのか、それとも相続税恐怖症候群にかかってしまったのか。。。。

    何もかも全て反対するわけではありません。

    将来のリスクを十分に検討して、対応を備えて進めて欲しいと願っています。

    バブル崩壊後の後始末の業務を思い出します。

    バブル患者の手術は極めて難しいものです。そして、とても激しい痛みを伴うものです。

    資産運用は慎重に

    大切なことは

    安全にして、しかも確実

    この言葉をお忘れ無きように。。。。。 http://credit-n.ru/kurs-cb.html

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  • ●2013.12.06
    題名:幸せ地主になるための7つの訓え~#2

    『地主』という業界の経営者であるという自覚を持ってください。
    地主さんの悩みの一つである相続に関しては、戦後大きく環境が変わりました。
    1898年(明治31年)7月16日に施行された旧民法下では、相続については、家督相続という制度がとられていました。封建時代の武士階級の相続に範をとって採用されたものです。この家督相続というのは、原則として、戸籍上の家の長である戸主が持っていた身分や財産を全て嫡出長男子が単独相続するというものです。全て受け継いだ家督相続人は、家の財産を守り、一族の面倒をみる立場にも立たされるため、戸主となる者はとても強い権限を持っていたのです。
    この「家」という観念が、日本国内の長寿企業の礎となっているとも言われているのです。
    ご存知の方も多いと思いますが、日本は長寿企業大国なのです。企業の寿命は30年という説もあるほどです。創立10周年を迎えることのできる会社は、51.6%。20周年は27.5%、30周年は17.6%、40周年は10.6%、50周年になると6.8%となり、60周年では4.4%しか残っていないというデータがあります。
    しかし、200年以上存続している企業の数を世界の中で比較してみると、日本はダントツにトップなのです。インドには3社、中国には9社、アメリカには14社、オランダで200社、ドイツでは800社というデータがあります。しかし日本はなんと3100社もあるのです。営々と真面目に事業を受け継いでいく精神がここに見られます。素晴らしいことと思います。この長寿企業には共通点があります。家制度下において、血縁または養子による事業承継を行っているのです。後継ぎとして、幼少の時からしっかりと教育されただろうことも想像できます。長寿企業の共通点は、言わば家督相続につながるものがあります。
    しかし、現代の日本においてもM&A、MBO等の経済活動は盛んに行われていて、血族による事業継承は激減してきております。この先、長寿企業は少なくなることが予想されます。
    地主さんの相続も1947年(昭和22年)に施行された現民法の平等相続の採用により、先代の遺産は細分化されることになりました。家督相続の考えを強く主張すると、相続時に揉めるケースは大変多いのも実情です。私は、相続は公正であるべきであって、平等ではないと考えています。地主さんが、先代の財産を引き継ぎ、財産を守っていくことは大変苦労の多い事業です。また、大きな環境の変化による地主さんの対応策も年々複雑化してきています。「泣く子と地頭には勝てない」と言われたのは、もはや過去の話となってしまいました。
    『地主』業の当主として、店子や借地人さんにも気を配りスピーディに手を打っていかねばならないし、他の相続人に対しても気を使っておかなければ、家を守っていくことも難しくなってしまう可能性もあります。
    企業においても、経営者は社員に気を配り、お客様に気を使っていかねば、経営は成り立たなくなるのです。地主さんも経営者とまったく同じであるということを肝に銘じて欲しいと願います。 http://credit-n.ru/offers-credit-card/ren-drive-365-credit-card.html

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  • ●2013.07.31
    題名:幸せ地主になるための7つの訓え~#3

    「相続とは揉めるものなり」。
    私の20年の体験の中での実感です。
    相続発生の前からの相続対策(当然のことですね・・・)のお手伝いを
    させて頂いておりますが、
    ご当主の生前から兄弟姉妹が険悪のケースも多々出会います。
    また、とっても仲の良い兄弟姉妹が、相続発生後にギスギスし始める場面も
    多々見てきました。
    そんな時、相田みつを翁の言葉が、突然人感センサーライトにさらされるように
    頭の中にひらめき、そして蘇るのです。
    それは、
     うばい合えば足らぬ
      わけ合えばあまる

     うばい合えばあらそい
      わけ合えばやすらぎ

     うばい合えばにくしみ
      わけ合えばよろこび
     うばい合えば不満

      わけ合えば感謝

     うばい合えば戦争
      わけ合えば平和

     うばい合えば地獄
      わけ合えば極楽
    こんな気持ちがあれば、諍いは無くなると思うのです。

    人は幸せになるために生きて、そして努力をするものです。
    誰も、不幸せになりたい人はいないのです。
    幸せになるために、思考回路を考え直すことも必要なのではないでしょうか。
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