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そこそこ
2021.03.23

大病を患って解ったことがあります。
生命(いのち)があるだけでも幸せである、と、よく言われることばです。不幸中の幸いって、「そこそこ幸せ?」なのかそれとも「そこそこ不幸?」なのか。

癌の告知を受けて1年が経過しました。2日間15時間にわたる手術を経験しました。今は、告知前と変わらず元気に日々を過ごせています。

しかし、1年前の手術後は、「すごく不幸」だと思っていました。そして退院のときには、「そこそこ不幸」に変わっていました。なぜなら心から生命(いのち)があるだけでも幸せだと思ったからです。そして今は、「そこそこ不幸」以上のラッキーな出来事が重なれば不幸な事すら感謝できるものだとも思えるようになりました。

仕事が楽しい。

食事が美味しい。

お酒がうまい。

いつもいい人に囲まれている。

桜が咲いた。

雨が降ったけど虹が見えた。

私の周りにはいいことがいっぱい!

「私はそこそこ幸せだ!!」