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コンサルティングの現場から
  • ●2018.07.01
    題名:民法(相続関連)改正について考える

    今国会において、民法(相続関連)の改正案が成立する見通しとなったようです。
    改正案の目玉の一つに『配偶者の居住権』の制定がありますが、この件について一言。

    改正の概要は、例えば夫(父)が亡くなり、同居していた妻(母)が引き続きその家に居住するとします。
    亡くなった夫(父)のめぼしい財産は自宅しかないとします。
    遺産分割において他の相続人(子)とこの自宅が共有になったとしても、引き続き住み続けられる権利だといいます。

    何かおかしくありませんか?

    裏を返せば、上記の例で言いますと、共有持ち分を持った相続人(子)が、母親に対して『自宅を売って自分の相続分相当額の金をよこせ!』と主張し、母親が止む無く自宅を追いやられるという事が頻繁に起こっていて、そのことに対抗する手段だと考えられます。

    そんな事を主張する人がいるのだろうか?と、この改正案を聞いたときに耳を疑いました。

    改正案が出されるという事ですから、相当数あるという事なのでしょうね・・・!

    こんな事をわざわざ法整備しないといけない国になってしまったのでしょうか・・・。
    私は、個人的に非常に残念な事だと思っています。

    均分相続、平等相続を声高に主張する今の体質の弊害だと感じています。

    民法906条(遺産分割の基準)には)次のように定められています。
    遺産の分割は、遺産に属する物又は権利の種類及び性質、各相続人の年齢、職業、心身の状態及び生活の状況その他一切の事情を考慮してこれをする。

    詩人の相田みつをさん詩に次のようなものがあるのを思い出しました。
    『わけ合えばあまる。うばい合えばば足らぬ』

    まさにその通りです・・・。

     

     

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  • ●2017.10.09
    題名:AIに負けるな!

    9月25日の日本経済新聞の朝刊にショッキングな記事が出ていました。

    難関とされる資格(=サムライ業:税理士や司法書士など「士」がつく資格)が近い将来には、

    AIに代替可能だというもの。

    例えば、税理は92.5%、司法書士は78%、行政書士は93.1%、弁理士は92.1%、公認会計士は85.9%、

    弁護士は一番少なく1.4%が代替可能だという研究結果です。(野村総研とオックスフォード大の研究)

    一生懸命勉強して取った資格なのに、近い将来にはAIに代替可能とは、大変ショックですね!

     

    私の尊敬する、船井幸雄(経営指導の神様:故人)は、生前に『つぶれない会社とは、どんな会社か』という話をしてくれました。

    『社会に必要で、無くなっては困る会社は、絶対に潰れない!』と明言していました。

    AIに代替される業務の殆どは、調査業務、文章や資料の作成業務、知識の教示などの処理型の仕事だと言います。

    従って、これからは従来の業務に『付加価値』をつけないと生き残れないという事になります。

    処理型の仕事に提案やコンサルティングをプラスする事。

    そして、人の中に深く入っていく事(人の心に食い込む事)が重要なのです。

    ご自分の仕事の中で、何が『人にしかできない仕事』なのか、今一度振り返り、それらのサービスを利用する『人』に対して、どれだけ尽くすことができる(心に食い込める)のかを考え、実践する事が必要な時に来ているようです。

    キーワードは『専門知識+コンサルティング能力+人の心に食い込む力』です。

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  • ●2017.09.29
    題名:営業マンとコンサルタント

    9月から当社には2名の新人が入社しました。

    新人といっても社会人としてはベテランの域にいる方ですが、当社の仕事(財産コンサルティング)は、初めてという人たちです。

    2人とも前職で営業として立派な成績を収めてきた方々ですが、入社後の研修で『財産コンサルタントは営業マンとは違う!』という話をしたら、ちょっと『目がテン』だったようです。

    さて皆さん、営業マンとコンサルタントの違いをご存知ですか?

    簡単に言ってしまうと、「営業マンは最終的に自社の商品に結びつける提案をしますが、コンサルタントは特定の商品を持たない為、お客様に最適な提案が可能である。」という点に大きな違いがあるのです。

    『これを売らないといけない。』というプレッシャーが無い良さの反面、『では何を提案したら良いのか?』という葛藤の中で、当社のコンサルタントとして一歩を踏み出しています。

    私自身も新人に話すことによって、コンサルタントの役割、コンサルティングの意義を改めて実感した一ヶ月でした。

    新人2名が加入した、財産ブレーントラストにご期待下さい。

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