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●2024.03.25
題名:「花見」が「花無見」に
「花見」が「花無見」に
毎年恒例の屋形船での花見を、先週3月22日(金)に実施しました。
直近での東京の今年の開花予想日は、3/24。
つまり、花の無い、花見(花無見)でした・・・。
企画し、ご招待者に案内を出したのが約1ケ月前。
その頃は季節外れの温かさが続いていて、これは今年の開花は
早いだろうと日程を決めました。
しかし、まさかの3月になってからの寒の戻り、雪まで降る始末。
当初、3/18頃の開花予想が、予想日を更新する度に後送りとなり、
何と最新の予想では、花見開催日より後となってしまいました。開催日を変更しようかとも考えましたが、参加者の中には既に予定が
決まっている方もあるでしょうから、止む無く開催との運びとなりました。いつも通り、隅田公園沿いに行っても桜は見られないので、今回はお台場の方へ足を延ばして、
志向を変えた屋形船での花無見となりました。来年こそは、満開の桜のもとで開催したいと心に誓う私でした・・・。
カテゴリー:コンサルティングの現場から
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●2024.03.16
題名:提案とお客様の要望が一致していますか?(P・M・F)
プロダクト・マーケット・フィット(P・M・F)とは、
提供されたサービスや商品が、
お客様の課題解決に合致している状態の事。
自分たちができる事や得意としているサービス等が
お客様にとってベストな課題解決策(提案やサービス)になっているのか?
キチンと確かめないと、自己満足的なものになり、お客様の満足度の低下(不満)
につながります。
当社の業務の基本は、お客様の困り事の解決です。
しかし、その困り事は顕在化している課題に限らず、
潜在的な課題を見つけ出してあげて、提案し解決する事も含まれています。
その事によって、お客様の満足度が上がり、信用され、信頼も厚くなるからです
その為には、お客様の課題や考え方をキチンんと引き出す必要があります。
『自分たちができる事』の押付け・押売りにならない様に、現状把握や課題抽出は
俯瞰的及び複眼的に行う必要があります。
ZBTにおいては、案件MTG、ストーリーメモ、ロープレで
自分以外から、色々な意見を聞くところから始めると効果的だと考えています。
プロダクト・マーケット・フィット するにはどうしたら良いのかを考えて行動しましょう。
提案無くして、課題解決無し!
課題解決無くして、顧客満足無し!
顧客満足無くして、コンサル報酬無し! だと、私は考えます。カテゴリー:コンサルティングの現場から
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●2024.03.02
題名:王道と覇道
〇王道と覇道
昨年の大河ドラマ『どうする家康』で出てきた印象的な言葉
家康が人質として今川義元の元にいた時に今川義義元に教えられた言葉で、
後に家康が代替わりする頃に、息子である秀忠に問いかけ、秀忠が答えた言葉です。
『徳をもって治めるのが王道、武をもって治めるのが、覇道。覇道は王道に及ばぬもの』
「王道と覇道」という言葉は、二千数百年前の儒教(中国の春秋戦国時代の孔孟思想)の政治理念。
「徳」によって、本当の仁政を行うことを王道と呼び、
「武・権謀」によって、借り物の仁政を行うことを覇道と呼びます。
「徳」とは、バランスのとれた理性や尊敬や信頼、正義や勇気や赦免などを意味し、
「武」とは、一方的な暴力や恐怖や裏切り、陰謀や処罰などを意味します。
「権謀」とは、巧妙に人を欺くはかりごとを弄することです。
「仁政」とは、仁義に基づいて国を治めることであり、
「仁義」とは、慈しみの心と道理にかなった方法ということです。
「借り物の仁政」とは、力の政治を行いながら、表面上、偽りの大義名分で仁政を装うことです。
つまりは、思いやりと道徳心で世を治めることを王道と呼び、
人間の信用をあてにせず、力と偽りで人民を支配することを覇道と呼びます。
王道においては、人民はその徳を慕って心服するので、末長い繁栄と安定をもたらしますが、
覇道においては民衆からの支持を失い、いずれは滅びる運命にあるとします。
孟子は王道と覇道を峻別し、覇道よりも王道の方が優れている「尊王賎覇」という思想を説きました。
*弊社の仕事においてもしかるべきで、
目先のテクニック等に頼らず、正々堂々と正面から王道を突き進むべき仕事をしたいと考えます。
(まずは強固な信頼関係の構築)カテゴリー:ちょっとした気付き