
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-7 装美ビル 4F
TEL03-6380-0378

●2026.08.02
題名:経営は水の如し
経営は水の如し ~孫子の兵法から~
孫子曰く、兵の形は水に象(かたど)る
兵に常勢無く、常形無し
経営の形はマーケットによる。
戦略は環境によって変化する。
マーケットに合わせてどんな形にでも変化しなければならない。
決まりきったワンパターンでは顧客を満足させることはできない。
孫子は、軍の形は水のようなものだと言った。
確かに水はきまった形はない。
相手に合わせて形を変える。
場所に合わせて勢いを変える
企業経営も水の如く、柔軟に、マーケットに合わせ、
時代に合わせ、戦略に応じて形を変えなければならない。
100年200年と続く老舗企業も、創業時と全く変わらない事業スタイルではない。
時代に合わせて必要な変化を遂げてきたからこそ、世紀を超えて存続できているのだ。
しかし、残念なことに『うちにはうちのやり方がある』『うちの強みはこれだ』
『ずっとこうしてやってきた』と、過去の成功体験にしがみついて、変化することから
逃げようとする会社がある。
『本当に強みなのか?』『本当にうまくいったのか?』『本当に顧客に喜ばれているのか?』
冷静かつ客観的に考えてみる必要がある。
自社に思い入れや自信があることは良いことだ
だが、企業経営を取り巻く環境は急速かつ大きく変化している今、
慣れていること、経験したことばかりに頼っていては勝ち抜くことはできない。
もし経営方針も営業戦略も去年と変わっていないとしたら、本当にその方針や戦略に
意味があるのだろうか?
小さな会社なのに官僚組織のような前例主義、形式主義に毒されていないだろうか?
経営は水の如し
澱んだ水は腐る
カテゴリー:コンサルティングの現場から, 耳よりな話(情報提供)
●2026.07.05
題名:臥薪嘗胆(がしんしょうたん)
臥薪嘗胆(がしんしょうたん)
今年から大リーグに渡った、ホワイトソックスの村上宗隆選手は、現在ケガで療養中ですが、20本のホームランを打ち大活躍しています。
その村上選手の座右の銘は『臥薪嘗胆』(がしんしょうたん)。彼のベルトには、この文字が刺繍されています。
これは、高校時代の恩師から贈られた言葉で、『将来の成功のためには、忍耐強く、困難に耐え抜く必要がある』という意味であり、その事を日々、自分自身に言い聞かせている言葉である。
その由来は中国の十八史略に書かれている故事成語にあります。
「春秋時代、呉王の闔呂(こうりょ)は越王の勾践(こうせん)に敗れて戦死。闔呂の息子である夫差(ふさ)は、父の仇を討つために固い薪の上に寝て、その痛みで復讐の志を忘れないようにし、3年後に会稽山で勾践を降伏させた」とあります。
戦死した父の仇を討とうとする息子の話です。
「臥薪」は「かたい薪の上で寝る」、「嘗胆」は「苦い肝をなめること」という意味。
「仇を討つためには自身が過酷な状況にあろうとも、その時が来るまで、苦労を重ねることをいとわない」ということを説いているのです。
ビジネスにおいては、競合に敗れた経験や業績不振といった苦境を跳ね返し、将来の再起・成功に向けて忍耐強く努力する姿勢を指します。
『臥薪嘗胆』は、今のビジネス世界にも通用する言葉なのかもしれません。
カテゴリー:ちょっとした気付き, 耳よりな話(情報提供)
●2026.06.19
題名:モノマネでは、絶対に本物を超えられない。
モノマネでは、絶対に本物を超えられない。
コンビニを社会インフラへと育て上げた『カリスマ経営者:鈴木敏文氏』が亡くなりました。
セブンイレブン導入時には、『小型のコンビニなどうまくいくはずがない。時期尚早だ。』と大反対されたものの、それを押し切り、1974年に東京・豊洲に1号店をオープンさせました。
事業拡大にあたっては、アメリカ方式をマネするのではなく、日本市場に合わせた新しいフォーマットを作り出したことが、コンビニ業界の成長につながったと言えるのでしょう。
その鈴木氏の名言をいくつか見ていきましょう。
〇多くのことについて、常識で『これはやった方が良い』ことは大体失敗する。
創業以来、絶対にモノマネはするなということを、セブン-イレブンの精神として養ってきたつもりです。
モノマネというのは絶対に本物以上にはなれないから。
〇顧客第一主義とか顧客志向を言い換えるとどうなるのか。何ごとも「顧客のために」と考えることと思いがちだが、
そのときはたいてい、顧客とはこういうものだと決めつけをしている。本当に必要なのは、常に 「顧客の立場で」考えることです。
常に「顧客の立場で」考えることを徹底するため、「真の競争相手は同業他社ではなく、絶え間なく変化する顧客のニーズである」といういい方もよくします。
〇顧客に本当に満足してもらおうと思ったら、競争相手に勝つのでなく、既存の常識を打ち破らなければならない。
なぜなら、真の競争相手は同業他社ではなく、絶えず変化する顧客ニーズだからです
〇人間は自分が思いつかないことには反対します。一方、私は人が思いつかないことには、それだけ価値があると考える。実行すれば、差別化が生まれ、結果として成功に至ります。
〇情報というのは必ず外部にあるものです。自分にとって役立つ情報は、自分から出かけていかなければ得られるものではありません。
〇人は挑戦しない限り、成功はあり得ない.
『モノマネは、本物を超えられない。』…名言だと思います。
しかし、真似るのがダメだとは言っていないと思います。
セブンイレブンはアメリカの真似から始まっていますが、成功のカギは、単なるモノマネに終始することなく、日本に合ったコンビニに変化させていった事だと思います。
真似から入って、『別物』に変化させたこと・・・。
茶道で言う『守・破・離』につながるものがあると感じます。
その他にも、
・『顧客のために考える』のではなく『顧客の立場に立って考える』の視点の違いが重要。
・情報は必ず外部にある。自分から取りにいかないと得られない。
・挑戦しない限り、成功はあり得ない。
など、日々の業務の行動指針になるような事だと考えさせられました。
カテゴリー:耳よりな話(情報提供)
●2026.01.11
題名:2026年 年初にあたって
2026年 年初にあたって
2026年が明けました。
今年は丙午(ひのえうま)
火のエネルギーが重なり、情熱とエネルギーがみなぎる、
飛躍のチャンスが多いパワフルな年。
「丙午生まれの女性は男を食う」などという迷信等がありますが、科学的根拠はありませので、
前向きにとらえ、『新しい発展の年』になると考えた方が良いと思います。
私個人としては、後厄です。
昨年入院を経験したこともあり、『健康』を第一に考えた一年にしようと考えています。
そして、私の今年のテーマは、『本気』にしようと決めました。
今までも、『本気』で色々な事に取り組んできたつもりですが、
あるSNSで、『本気の定義4つ』というのを見ました。
今年は、これを実践しようと決めました。
『本気の定義4つ』
1 自分で決める
2 諦めずにやり続ける
3 本気でやれば、楽しくなる
4 本気でやれば、人が集まる、人が応援したくなる
私自身 今年は、何事にも本気で取り組んで、『楽しく』『人に応援される』1年にしたいと考えています。
皆さんも、頭の片隅にこの『本気の定義4つ』を覚えていただけたらと思います。
カテゴリー:ちょっとした気付き, 耳よりな話(情報提供)
●2025.12.21
題名:『シンプルイズベスト』こそ、最強の成功の方程式
『シンプルイズベスト』こそ、最強の成功の方程式
ドジャースの大谷選手は
『基本的には、何も考えずに打てるようにするというのが、ベストだと思っている』と話しています。
この世の中は、多種多様のデータで満ち溢れています。
あるいはデータをできるだけ多く頭の中に叩き込むことにより、
私たちは進化できるという神話が、いまだにまかり通っているように感じます。
しかし少なくとも大谷選手の場合、それは通用しない。
『過去のデータを潔く排除して、頭を空っぽにしてピッチャーと対峙することにより、
自分のベストを引き出せる』という信念が、大谷選手を支えています。
例え大谷選手であっても、
対戦した相手チームのピッチャーの過去のデータや傾向を入力し過ぎると
それに縛られ、そのピッチャーが意外性のあるボールを投げた時に対応できない。
伝説のフットボールコーチ、ヴィンス・ロンバルディが語った言葉がある。
『頭が混乱したらシンプルになれない。だからシンプルにプレイする』
大谷選手のように巷にあふれている膨大なデータと訣別して、
頭を空っぽにして本番に臨むことにより、あなたもすごいパフォーマンスを
発揮できるようになるのではないかと思います。
でも勘違いしないで欲しい。
データと決別するからといって、何の準備をしなくてしないで臨んで良いということではない。
入念な準備をした上で、データに縛られることなく、相手に対して素直に適切な対応するということである。
それができるだけの十分な事前準備が非常に大事であると言っているのです。
カテゴリー:ちょっとした気付き, 耳よりな話(情報提供)
●2025.08.15
題名:今すぐ『現状維持』から脱出しよう
今すぐ『現状維持』から脱出しよう
『良くても悪くても、どんどん変えていくっていうのは、
良いところじゃないかなと思いますね。』
と大谷選手は語っています。
人間は、ともすれば現状維持に満足してしまう動物である。
その理由は「現状維持」は快適だからである。
しかし、それでは「進化」して行くことなんて到底できない。
日本人は失敗することを極端に嫌がる。
なぜなら日本という国は、未だに徹底して『減点主義』を貫いているからです。
しかし、もはやそれは時代遅れだと考えられています。
平均レベルの成果を上げて、何事にも波風を立てない優等生は、
これからの時代では、生き残っていけないのです。
この項の言葉に続けて大谷選手はこう語っている
『すごくいい状態の時でも、それを維持して行こうというより、それを超える技術を
もう一つ試してみようかなと思う。
挑戦してみようかなというマインドがあるのは、得なところだと思います。』
現状維持という快適領域から飛び出さない限り、到底『進化』など望めない。
もちろんそうすることより失敗することもあるかもしれません。
しかし、快適領域に安住するよりも、失敗することの方が、よほど役立つことなのです。
なぜなら「失敗」も「成功」するために不可欠な要素であるからだ。
失敗することなしに到達するような「目標」は大した目標ではない。
もっと言えば『進化』の程度は、失敗の数の多さによって決まるのです。
〇失敗を恐れず、挑戦することで
「各々が今を超えていけ」・・・弊社の2025年のテーマです
カテゴリー:耳よりな話(情報提供)
●2025.06.14
題名:イメージは必ず実現できる
イメージは必ず実現できる
ドジャースの大谷選手はインタビューで次のように答えています。
「僕はどちらかというと、頭の中で考えた方がうまくいく事が多いんです。」
(中略)
「だから、考える時間、イメージする時間が多ければ、175㎞も投げられるかなと思います。」
大谷選手は、脳内に描いたイメージを実際に試してみる事に対してとても貪欲だといいます。
まずはイメージありき。これは一流選手の共通点のようです。
もちろん、ただ単にイメージを描くだけで、そのまま行動を起こさない人間には、進化のきっかけが訪れることはない。
自ら抱いたイメージに従って、できるだけ忠実に実際の行動を起こし、日々試している「貪欲さ」と「鍛錬」こそが自分の描いた理想のイメージへと着実に近づく方法です。
つまり大谷選手にとっては、練習こそが主役であり、本番のゲームは、練習で会得した技術を試す実験場でしかない。
大谷選手のようにほかの人間が真似できないような特技を身につけるには、徹底的にテーマを絞り込み、まるで地面深く掘削するように、ひたすら突き進む行動力が求められます。
脳内に描いたイメージを深く突き詰めて行動を起こすことで、あなたしか知り得ていない「宝の山」に必ず行き当たるはずです。
これこそが、自分自身の存在をこれからの時代で引く手あまたにする為の切り札になると考えます。
舩井理論で言うところの
『思いは必ず実現する。』
・その思いが強ければ強いほど
・そのイメージが白黒よりカラーであるほど 実現する。 という事に繋がっています。
カテゴリー:耳よりな話(情報提供)
●2025.05.17
題名:「昨日の自分を超える事」に全力を尽くそう。
「昨日の自分を超える事」に全力を尽くそう。
大谷選手は、あるインタビューで次のように語っていました。
『日頃、自分で左右できないことは、考えないタイプなので、
何事も自分の行動ひとつで変わっていくという事を意識しています。
相手の気持ちは変えられないけど、印象を変える為に自分でできる事はある。
行いひとつ、言葉ひとつ、身なりひとつでちょっとずつ相手の印象が変わるかもしれない。
相手の気持ちを変えようとするのではなく、相手の気持ちが変わるように自分でできる事を
しようという事です。』
大谷選手のような一流の人間は、『昨日の自分を超える事』に全力を尽くす。
その思考と行動力によって、凄いことをやってのける事が出来ると考えます。
一方、並の人間は、常にライバルを打ち負かす事だけに一喜一憂する
悪い習慣が身についている為、良い結果に結びつかない。
大谷の選手にとっての進化とは、ホームランを打つ事でもタイトルを獲得する事ではなく、
『昨日の自分よりも今日の自分は僅かでも成長している。』という手応えを掴むこと
である。
『昨日の自分を超える』ことこそ、人生における最重要の行動なのかもしれないのです。
弊社の今年のテーマ―のひとつ。
『各々が今を超えていけ!』 この実践こそ、各人そして会社の成長(成功)のカギだと
考えます。
カテゴリー:耳よりな話(情報提供)
●2024.12.15
題名:五方よし
『五方よし』
日経新聞の株式欄に、『五方よし』という広告がありました。
五方よしとは、
・『従業員』『お客様』『お取引先』『地域社会』『株主・投資家』
皆様と共に歩んでいくという考え方(住友電工グループ)
普段よく聞くのは、近江商人が起源といわれる商売の基本
『三方よし』
・売り手よし ・買い手よし ・世間よし
商売においては、売り手だけが儲けるのではなく、買い手にも価値を提供し、そして取引自体が地域・社会全体の利益につながるものでなくてはならない、とする言葉です。
パナソニックの創業者、経営の神様とも呼ばれる松下幸之助氏は、「企業は社会の公器」であるとし、「人々の生活に役立つ優れた品質の商品やサービスを、適正な価格で、過不足なく供給し、社会の発展に貢献するのが企業の本来の使命」(パナソニックHPより)と述べています。
このように三方よしという言葉は、現代においても多くの企業・人々に受け入れられています。
ではこの住友電工の『五方よし』は何が違うのか・・・。
基本的な考え方は一緒だと思いますが、より細かく表現しているという事でしょうか
・売り手・・・自社が儲かるだけでなく、従業員や株主・投資家にキチンと利益を分配する事
・買い手・・・お客様
・世 間・・・お取引先や地域社会にも良い取引でなくてはいけないという
『CSR』『SDGS』に通じる考え方
弊社も、自社の利益の為だけに仕事をするのではなく、3つの喜びにもあるように、お客様に対して、誇りと喜びのある提案・実行支援をする事で利潤を得、株主様、パートナー企業にも還元し、社会貢献する事だと考えています。
CSR(企業の社会的責任)
CSR(Corporate Social Responsibility)は、日本語で「企業の社会的責任」と訳されます。
企業が金銭的な利益追求だけでなく、社会や環境と共存しながら持続可能な成長を図るため、責任ある行動をとるとともに、説明責任を果たしていくことを求める考えです。
具体的には、企業活動の積極的な開示により透明性を保ったり、環境問題の解決に向けて企業全体で取り組んだりする活動などが挙げられます。ほかにも、働きやすい環境づくりや従業員への人権教育、地域コミュニティへの参加などもCSR活動の取り組みです。
CSRは、寄付やボランティア、フィランソロピーなどのいわゆる「善行」ではありません。
企業がその活動において、従業員、投資家、地域社会、環境など、さまざまな利害関係者に対して、対話を重ね、持続可能性を考慮した企業行動を起こし、社会的価値を創造する過程で責任を果たすことが求められます。
弊社もそんな会社にしたいと考えています。
カテゴリー:耳よりな話(情報提供)
●2024.08.04
題名:コネクティング・ザ・ドッツ
「コネクティング ・ザ ・ドッツ」(Connecting the dots)という言葉をご存じでしょうか?
直訳すると「点をつなぐ」という意味ですが、「コネクティング・ ザ ・ドッツ」は米アップルの創始者スティーブ・ジョブズが、2005年スタンフォード大学のスピーチで語った言葉です。
以下、その抜粋です。
You can’t connect the dots looking forward;you can only connect them looking backwards.
(前を向いて点を繋ぐことはできず、後ろを向いてしか点を繋ぐことはできません。)
So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.
(だから、あなたは点と点がなんらかの形で未来に繋がると信じなければなりません。)
You have to trust in something — your gut, destiny, life, karma, whatever.
(あなたは何かを信じなければなりません、直感・運命・人生・業・なんでもいい。)
Because believing that the dots will connect down the road will give you the confidence to follow your heart.
(点と点が繋がることを信じることは自分の心に従う信頼がつくからです。)
Even when it leads you off the well-worn path, and that will make all the difference.
(例えそれがあなたを道から外してしまっても、それがすべての違いをつくることになるでしょう。)
過去スティーブ・ジョブズが「字を美しく書く」授業を魅力的に感じていたのですが、実生活の中で活かされることはありませんでした。
しかし、その10年後マッキントッシュの設計をしていたときに、「字を美しく書く」ことと繋がり、パソコンの「フォント」が生まれた話からきています。
「コネクティング・ ザ・ ドッツ」(Connecting the dots)は直訳すると「点をつなぐ」という意味ですが、ジョブズが伝えたかったことは「過去何かに没頭したことはいつか何かにつながる」ということでしょう。
そのときは何につながるかわからなくても、何かに打ち込むことの大切さを説いています。
直感やそのときの好奇心を信じて突き進むことが、後になって何かに役立つことがあるという事です。
しかし、一生懸命に何かに打ち込んだ先にしか点は生まれません。
「コネクティング ・ザ ・ドッツ」は「直感を信じてやれ!今それが何につながるかわからなくても、それはいつか何かにつながるんだ!」というメッセージが込められていると感じます。
コネクティング ザ ドッツ」の考えを持てていると、今頑張っていることがムダにはならないことを信じることができます。
その点はきっと何かの点につながります。
自分の興味や直感を信じればいいんです。
後でふとしたときに、「ああ、あの時の経験が今に活きているな」と感じる瞬間が来るはずです。
いつか、頑張った点と点はつながります。
カテゴリー:耳よりな話(情報提供)