-
●2024.11.29
題名:変化を受け入れて、活かす
変化を受け入れて、活かす
ダーウィンは進化論の中で、
「最も強い者が生き残るのではない、そして最も賢い者が残るのでもない、
唯一生き残るのは変化に対応できる者である」と言ったとされています。
ZBTは9月に大きな変化を迎えました。
創業からのメンバーである小堺取締役が退任し(顧問となり)、
メンバーが9名から8名になりました。
ダーウィンの進化論に当てはめるのであれば、この大きな変化を受け入れ、
対応して、活かして行かなくてはいけません。
メンバーそれぞれの役割を進化、そしてより深化させる事が大変重要になります。
つまり、各々の真価が問われる時代のスタートだという認識を持って、
各人が仕事に取り組んで欲しいと考えます。
今までと同じでは通用しない時代が来ています。
各人、この機会に改めて「自分の役割」を考えてみて下さい。カテゴリー:ちょっとした気付き
-
●2024.11.16
題名:『ジンクス』と『ゲン担ぎ』
『ジンクス』と『ゲン担ぎ』
パリオリンピックの女子やり投げで金メダルを取った北口榛花選手
蝶のピアス、金のアクセサリーを身につけ、休憩中などにカステラを食べるというのが
北口選手流のゲン担ぎ。
蝶のピアスは、蝶のように『きれいにやりが飛んでいくように』・・・。
金のアクセサリーは、『金メダルを目指して』。
カステラは、栄養補給もあるようですが、日本記録を出した時に食べていたので、
『良い記録が出るように』と・・・。
スポーツ選手などは、良い結果を求めて『朝ごはんは〇〇を食べる』、
『グランドには右足からはいる』とか、決まったルーティンを持っている人が少なくありません。
似たような言葉に『ジンクス』がありますが、
実はジンクスは悪い事が起きる前触れの時に使う言葉です。
「靴を履く時に靴紐が切れると、縁起が悪い事が起こる」「2年目のジンクス(新人で活躍した選手は2年目で伸び悩む)」 など。
「私は、赤いネクタイをしていくと大きな商談が決まるというジンクスがある。」などと
使うのは間違いであると言われています。
そんなの気の持ちようだという人もいるかもしれませんが、
自分の気持ちを上げる為に活用できるのであれば、良いのではないかと考えています。
皆さんには、「ゲン担ぎ」「ジンクス」ありますか?カテゴリー:ちょっとした気付き
-
●2024.11.03
題名:人生はノーサイン
人生はノーサイン
今夏の甲子園を目指す青森県大会の決勝、青森山田―弘前学院聖愛戦を見ていて
今まで見慣れた高校野球とどこか違うと感じた。
どこが変なのかと思ったら、聖愛の打者や走者がベンチを見ないのだ。
普通は1球ごとに、ベンチの監督のサインをうかがう。聖愛は違って、ノーサインでゲームを進める。
選手が状況判断し、バントか強打か、走者は走るか自重するかを決める。
選手たちがひとりでに動き、得点していくさまは、マジックをみるようだ。
ノーサインのきっかけは、聖愛を率いる原田一範監督が、企業人の研修会で「人の指示でしか動けない人間は今後通用しない」と聞いたときに始まった。
選手をサインで縛ってばかりでいいのか。
高校野球が終わってからも続く人生において、
誰の指図でもなく、自分で考え、決めていくことが大切、と考えた。
弘前学院聖愛は、ノーサインにして、もう長い。
最初、『聖愛は勝つのを諦めた。』といわれたそうだが、3年前の夏、甲子園に出場。
今年の決勝も青森山田を前半2-0とリードした。自主判断による2盗塁が効いた。
結末は聖愛に酷なものとなった。2-4で迎えた九回、同点二塁打かと思われた打球が外野フェンスに
挟まり、4点目の走者が三塁に留め置かれ、試合はそのまま終了。
ドラマが閉会式の入場行進にあった。
選手たちは無念を隠し、帽子を手にとって振り、笑顔さえ浮かべ、
応援席と大会関係者に感謝を伝えた。
見る側も救われただろう。
周りがみえていないとできないことだ。
念のため、監督は貴田光将(こうすけ)主将に『もし勝っていたらどうした?』と尋ねた。
主将は「相手の気持ちを考え、何もせず行進したと思います。」と答えたそうだ。
自分で考える野球の結実だった。
社会に出ても、打球がフェンスに挟まるような「まさか」がある。
そんなとき、いちいち指示してくれる人がいるとは限らないが、この選手たちならば……。
ノーサインの人生に立ち向かう心構えはできたと確信した。
仕事もそうだと思います。
指示待ちではなく、自分で考え、相談し、何がお客様の為になるのかを
自発的考え行くことが、成長につながると私は考えています。カテゴリー:ちょっとした気付き