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12月 2024
  • ●2024.12.15
    題名:五方よし

    『五方よし』   

    日経新聞の株式欄に、『五方よし』という広告がありました。
    五方よしとは、
    『従業員』『お客様』『お取引先』『地域社会』『株主・投資家』

    皆様と共に歩んでいくという考え方(住友電工グループ)


    普段よく聞くのは、近江商人が起源といわれる商売の基本
    『三方よし』
     ・売り手よし ・買い手よし ・世間よし

    商売においては、売り手だけが儲けるのではなく、買い手にも価値を提供し、そして取引自体が地域・社会全体の利益につながるものでなくてはならない、とする言葉です。

    パナソニックの創業者、経営の神様とも呼ばれる松下幸之助氏は、「企業は社会の公器」であるとし、「人々の生活に役立つ優れた品質の商品やサービスを、適正な価格で、過不足なく供給し、社会の発展に貢献するのが企業の本来の使命」(パナソニックHPより)と述べています。
    このように三方よしという言葉は、現代においても多くの企業・人々に受け入れられています。

     ではこの住友電工の『五方よし』は何が違うのか・・・。
    基本的な考え方は一緒だと思いますが、より細かく表現しているという事でしょうか
    ・売り手・・・自社が儲かるだけでなく、従業員や株主・投資家にキチンと利益を分配する事
    ・買い手・・・お客様
    ・世 間・・・お取引先や地域社会にも良い取引でなくてはいけないという
    『CSR』『SDGS』に通じる考え方

    弊社も、自社の利益の為だけに仕事をするのではなく、3つの喜びにもあるように、お客様に対して、誇りと喜びのある提案・実行支援をする事で利潤を得、株主様、パートナー企業にも還元し、社会貢献する事だと考えています。

    CSR(企業の社会的責任)
    CSR(Corporate Social Responsibility)は、日本語で「企業の社会的責任」と訳されます。
    企業が金銭的な利益追求だけでなく、社会や環境と共存しながら持続可能な成長を図るため、責任ある行動をとるとともに、説明責任を果たしていくことを求める考えです。

    具体的には、企業活動の積極的な開示により透明性を保ったり、環境問題の解決に向けて企業全体で取り組んだりする活動などが挙げられます。ほかにも、働きやすい環境づくりや従業員への人権教育、地域コミュニティへの参加などもCSR活動の取り組みです。

    CSRは、寄付やボランティア、フィランソロピーなどのいわゆる「善行」ではありません。
    企業がその活動において、従業員、投資家、地域社会、環境など、さまざまな利害関係者に対して、対話を重ね、持続可能性を考慮した企業行動を起こし、社会的価値を創造する過程で責任を果たすことが求められます。

     

    弊社もそんな会社にしたいと考えています。

    カテゴリー:耳よりな話(情報提供)