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1月 2023
  • ●2023.01.04
    題名:あけましておめでとうございます。

    明けましておめでとうございます。
    2023年(令和5年)の干支は、癸卯(みずのと・う)です。

    「癸卯」は、「寒気が緩み、萌芽を促す年」になるようです。
    コロナ禍以降、停滞し続けていた世の中に、そろそろ希望が芽吹く春がやってきそうだという事の様です。

    ただし、今まで培ってきた自身の力が試される年であることも示唆しているため、
    最後まで諦めずに希望を持ち続けながら、でも無理をしすぎないことが道を開く鍵になりそうです。

    「癸」は十干の10番目、生命の循環でいえば最後に位置し、次の生命を育む準備が完了した状態を表しています。

    「癸」は「みずのと」、「陰陽五行思想」では「水の弟」と表記し、これは「水の陰」を意味します。
    五行の「水」は静寂、堅守、停滞、冬の象徴である。「陰」は控えめや小さいといった意味であります。
    つまり「癸」は、小寒、閑静、渋滞といったことを表しています。
    要は、まだ固いが少し動きが出てきた状態といったところであります。

    「卯」は十二支の4番目で、草木が地面をおおうようになった状態を表しています。
    萌え出る春のイメージです。

    「卯」は「陰陽五行思想」では「木の陰」に分類されます。
    五行の「木」は成長、発育、誕生、春の象徴であります。
    つまり「卯」は、控えめに成長することを表してます。

    「癸」と「卯」の関係は、「水生木」の「相生」と呼ばれる組み合わせです。
    これは水が木を育み、水がなければ木は枯れる。つまり「癸」が「卯」を補完し生かす関係です。

    このように2023年の干支「癸卯」を「陰陽五行思想」で読み解くと、
    「寒気が緩み、萌芽を促す」、厳冬が去り春の兆しが訪れたことを表していることが分かります。

    皆様にとって、より良い一年であることを願います。

    2023年 元旦

    カテゴリー:コンサルティングの現場から