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9月 2026
  • ●2026.09.05
    題名:自分で考え、自分で動く、『自己発働社員』は、企業の財産

    自分で考え、自分で動く、『自己発働社員』は、企業の財産

    孫子の兵法の中に
    孫子曰く、進みて名を求めず、退きて罪を避けず、ただ民を是れ保ちて而して利の主に合うは、国の宝なり
    とあります。

     

    自分の評価のためでもなく、上司から怒られるからでもなく、ただひたすら顧客のために何をすべきかを考え、結果として自社にも利益をもたらす社員は企業の宝である。

    戦争の現場において、たとえ君主から戦ってはならないという名を受けても、充分な勝算があり戦うべきだと判断できれば、戦っても良い。
    逆に客観的に見て自分に勝ち目がない場合には、たとえ君主が攻撃を命じたとしても無理に戦わなくていい。と、孫子は解いた。

     

    これを現代の企業経営に当てはめると、社長の指示命令に背いても良いという教えになってしまうのではないか、と懸念される人もいるだろう。
    だから孫子はそうした行為に条件をつけた。

     

    進撃する時にも己の功名心によって動くのではなく、退去するときにも罰を逃れようとするのではない。
    ただひたすらに国を守り、人民の命を守ることを考えて動くものであり、その結果として君主の利益にも敵うものでなければならない。
    そして、そうした判断行動が取れる将軍は、国の宝であると説いた。

     

    あなたの会社には、そのような行動が取れる社員が何人いるだろうか。
    顧客のため、ひいては会社のためにどうあるべきかを自分で考え、自分で動く自立型、自発型の社員である。
    そうした社員を『自己発働社員』と呼ぶ。
    自分の評価を上げることばかりを考えたり、上司からガミガミ怒られるから、お客がガタガタうるさいから、という理由で動くのではない。

     

    ただひたすら顧客のために何をすべきかを考え、それが結果として自社にとっても利益となるような動きをしてくれる人がいれば、まさにそれは会社の宝、『人財』である。

     

    自己発働社員は、仕事を『我が事』としている。
    まさに『自分こそが会社だ』という自覚と責任感を持ってくれている。

     

    但し、会社の目指すところ、目的、使命感、ビジョンを共有していることが重要だ。
    目指す方向、行き先が分かっていなければ、自発的に動く事はできないし、自律もできない。
    『自己発働社員』を目指そう!

    カテゴリー:ちょっとした気付き