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●2026.08.14
題名:結果だけでなく、プロセスの評価を
『結果重視』だけではなく、『プロセスの評価』を
孫子の兵法に
孫子曰く、数々(しばしば)賞する者は、窘(くる)しむなり。
数々罰する者は、因(つか)るるなり。 とあります
成果主義人事で信賞必罰にするのはいいが、あまりにプロセスを無視した横暴なものであったら、
社員を統率することはできない。
プロセスを見守ることを忘れてはならない。
孫子は、敵軍の実態を把握するポイントとして、
『頻繁に褒章を与えているのは、士気の低下に苦しんでいる』のであり、
『やたらに懲罰を与えているのは、兵士が疲れて命令に従わなくなっている』のだ、と教えた。
敵軍のマネージメントが、うまく回っているかどうかを観察せよということだろう。
それに続けて、初めは兵士を粗暴に扱っておきながら、後になって兵士たちの
離反や反抗を恐れているようでは、部下を使う配慮がないことこの上ないと指摘している。
現在社会で、成果主義人事が過ぎる企業が疲弊している様と同じではないかと考える。
売上が上がらない、業績が厳しい、だから成果主義にしてやる気を出させよう。
そして成果がでない人間の報酬を落とそうと考える。
こうした成果主義への移行はだいたい失敗している。
人件費圧縮のための成果主義だからだ。
確かに、『頑張っている人』と『そうではない人』に差がつかないというのもおかしな話だ。
だから成果主義人事は悪くはないが、結果ばかり見ずに、途中のプロセスにも着目するものに
しなければならない。
ビジネスには必ず相手があるから、どんなに頑張っても成果に繋がらないことがあるし、
どんなに手を抜いても、たまたまうまくいくということもある。
だから当然結果を見るが、プロセスも見る
プロセスもきちんと見なければ正しい処遇はできない。
弊社においても、売上数字で評価する事はもちろんだが、
どれだけお客様に会ったのか? どれだけ提案を行ったのか? 等の
プロセスも大事にし、評価に盛り込んで行かないといけないと考えています
プロセスがしっかりしていれば、近い将来に必ず成果に繋がるハズです。
カテゴリー:コンサルティングの現場から
●2026.08.02
題名:経営は水の如し
経営は水の如し ~孫子の兵法から~
孫子曰く、兵の形は水に象(かたど)る
兵に常勢無く、常形無し
経営の形はマーケットによる。
戦略は環境によって変化する。
マーケットに合わせてどんな形にでも変化しなければならない。
決まりきったワンパターンでは顧客を満足させることはできない。
孫子は、軍の形は水のようなものだと言った。
確かに水はきまった形はない。
相手に合わせて形を変える。
場所に合わせて勢いを変える
企業経営も水の如く、柔軟に、マーケットに合わせ、
時代に合わせ、戦略に応じて形を変えなければならない。
100年200年と続く老舗企業も、創業時と全く変わらない事業スタイルではない。
時代に合わせて必要な変化を遂げてきたからこそ、世紀を超えて存続できているのだ。
しかし、残念なことに『うちにはうちのやり方がある』『うちの強みはこれだ』
『ずっとこうしてやってきた』と、過去の成功体験にしがみついて、変化することから
逃げようとする会社がある。
『本当に強みなのか?』『本当にうまくいったのか?』『本当に顧客に喜ばれているのか?』
冷静かつ客観的に考えてみる必要がある。
自社に思い入れや自信があることは良いことだ
だが、企業経営を取り巻く環境は急速かつ大きく変化している今、
慣れていること、経験したことばかりに頼っていては勝ち抜くことはできない。
もし経営方針も営業戦略も去年と変わっていないとしたら、本当にその方針や戦略に
意味があるのだろうか?
小さな会社なのに官僚組織のような前例主義、形式主義に毒されていないだろうか?
経営は水の如し
澱んだ水は腐る
カテゴリー:コンサルティングの現場から, 耳よりな話(情報提供)