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5月 2025
  • ●2025.05.31
    題名:自称『プロ』にはなるな!

    先日の不動産取引の相手側(売主)の仲介は、不動産関係の資格試験の講師も務める『不動産のプロ』(だと、思って接していました。)

    しかし、契約前から「本当にプロ?」と感じる点が幾つかありました。

    例えば、物件の状況(外灯やホールの電球が点灯しない事)について質問すると、「中古物件なので現状有姿」の一点張り。
    よくよく調べてみたら、節電の為にわざと消していることが分かりました。
    管理会社にヒアリングもしない態度にちょっとイラっとしました。

    決済に際しては、「建物の固都税の精算に消費税が加算されていない。(売主は課税業者)」
    「鍵リストの作成もしていない」「各種精算についても漏れだらけ」…等々。
    それらを指摘すると、「買主側が、管理会社が・・・。」と人のせいにする始末。

    どうにか、決済は無事に完了しましたが、管理会社変更の残務が残っている状況です。

    この仲介業者を介するとスムーズに進まなそうなので、これら引継ぎ残務は管理会社と弊社でキチンと行うようにしました。

    結論から言うと、『口だけの、自称:プロ』だったのではないかと感じています。

    「人の振り見て我が振り直せ」
    我々も、『自称:プロ』と言われないように、相続対策の実務、不動産の実務について
    キチンとした対応をしなければいけないと感じた取引でした。

    事前準備、相互チェック、報告・連絡・相談そして確認。
    仕事の基本です。

    カテゴリー:コンサルティングの現場から

  • ●2025.05.17
    題名:「昨日の自分を超える事」に全力を尽くそう。

    「昨日の自分を超える事」に全力を尽くそう。

    大谷選手は、あるインタビューで次のように語っていました。
    『日頃、自分で左右できないことは、考えないタイプなので、
     何事も自分の行動ひとつで変わっていくという事を意識しています。
     相手の気持ちは変えられないけど、印象を変える為に自分でできる事はある
     行いひとつ、言葉ひとつ、身なりひとつでちょっとずつ相手の印象が変わるかもしれない。
     相手の気持ちを変えようとするのではなく、相手の気持ちが変わるように自分でできる事を
     しようという事です。』

     大谷選手のような一流の人間は、『昨日の自分を超える事』に全力を尽くす。
     その思考と行動力によって、凄いことをやってのける事が出来ると考えます。

     一方、並の人間は、常にライバルを打ち負かす事だけに一喜一憂する
     悪い習慣が身についている為、良い結果に結びつかない。

     大谷の選手にとっての進化とは、ホームランを打つ事でもタイトルを獲得する事ではなく、
    『昨日の自分よりも今日の自分は僅かでも成長している。』という手応えを掴むこと
     である。

     『昨日の自分を超える』ことこそ、人生における最重要の行動なのかもしれないのです。

     弊社の今年のテーマ―のひとつ。
     『各々が今を超えていけ!』 この実践こそ、各人そして会社の成長(成功)のカギだと
     考えます。

    カテゴリー:耳よりな話(情報提供)

  • ●2025.05.04
    題名:『パーソナル・イズ・ポリティカル』(個人的なことは政治的な事)

    『パーソナル・イズ・ポリティカル』(個人的なことは政治的な事)

    前クールで放送されていたテレビドラマ『御上先生』で度々出てきた言葉です。

    『パーソナル・イズ・ポリティカル』は、『個人的なことは政治的なこと』と訳され、使われています。

    どういうことかと言うと、
    『個人が抱える生きづらさは、個人の問題だとなりがちだけど、実は社会的な問題、つまり政治が解決すべき問題である。』という事

    つまり、『社会構造そのものが個人の経験と不可分である(わかりやすく言うのなら、切り離せない)』ということです。

    「個人の経験が社会構造と不可分である」というのは、私たちが日常で感じること経験する問題は、単に個人の性格や能力の問題ではなく、社会全体の仕組みやルール、文化的な価値観と深く結びついているということです。


    何でこんな事を話すかというと、我々財産ブレーントラストは、各個人のパーソナルな悩みや課題を解決するという事を仕事にしています。

    つまり、これらの悩みや課題を解決する事は、その人の為だけでなく、広く社会に繋がっているという事ではないかと考えたからです。

    実際の業務上では、収入(所得)アップや税金(所得税や相続税)の問題、賃貸物件を保有しているお客様は住宅の供給者としての問題等に携わっていますので、この仕事は、非常に責任がある事だと深く感じたのです。

    お客様は、税金が減れば喜びます。しかし国としては税収が減る。税収が減れば国民が受けられるサービスに大きな影響が出る。
    それでは、節税はしない方が良いのか? いやいや、富裕層だけが負担をするのはどうなんだ・・・・。と、ちょっとしたジレンマに陥る事もあります。

    そこで重要なのが、弊社で以前から共有している『適税』という考え方ではないかと思います。

    今までもそうだと思いますが、今後より一層、『適税』を一つのキーワードとして、それぞれのコンサルティングに反映していきたいと考えています。

    『パーソナルイズポリティカル』(個人的なことは政治的な事)

    カテゴリー:コンサルティングの現場から