
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-7 装美ビル 4F
TEL03-6380-0378
●2025.05.04
題名:『パーソナル・イズ・ポリティカル』(個人的なことは政治的な事)
『パーソナル・イズ・ポリティカル』(個人的なことは政治的な事)
前クールで放送されていたテレビドラマ『御上先生』で度々出てきた言葉です。
『パーソナル・イズ・ポリティカル』は、『個人的なことは政治的なこと』と訳され、使われています。
どういうことかと言うと、
『個人が抱える生きづらさは、個人の問題だとなりがちだけど、実は社会的な問題、つまり政治が解決すべき問題である。』という事
つまり、『社会構造そのものが個人の経験と不可分である(わかりやすく言うのなら、切り離せない)』ということです。
「個人の経験が社会構造と不可分である」というのは、私たちが日常で感じることや経験する問題は、単に個人の性格や能力の問題ではなく、社会全体の仕組みやルール、文化的な価値観と深く結びついているということです。
何でこんな事を話すかというと、我々財産ブレーントラストは、各個人のパーソナルな悩みや課題を解決するという事を仕事にしています。
つまり、これらの悩みや課題を解決する事は、その人の為だけでなく、広く社会に繋がっているという事ではないかと考えたからです。
実際の業務上では、収入(所得)アップや税金(所得税や相続税)の問題、賃貸物件を保有しているお客様は住宅の供給者としての問題等に携わっていますので、この仕事は、非常に責任がある事だと深く感じたのです。
お客様は、税金が減れば喜びます。しかし国としては税収が減る。税収が減れば国民が受けられるサービスに大きな影響が出る。
それでは、節税はしない方が良いのか? いやいや、富裕層だけが負担をするのはどうなんだ・・・・。と、ちょっとしたジレンマに陥る事もあります。
そこで重要なのが、弊社で以前から共有している『敵税』という考え方ではないかと思います。
今までもそうだと思いますが、今後より一層、『敵税』を一つのキーワードとして、それぞれのコンサルティングに反映していきたいと考えています。
『パーソナルイズポリティカル』(個人的なことは政治的な事)
カテゴリー:コンサルティングの現場から