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31 5月 2025
  • ●2025.05.31
    題名:自称『プロ』にはなるな!

    先日の不動産取引の相手側(売主)の仲介は、不動産関係の資格試験の講師も務める『不動産のプロ』(だと、思って接していました。)

    しかし、契約前から「本当にプロ?」と感じる点が幾つかありました。

    例えば、物件の状況(外灯やホールの電球が点灯しない事)について質問すると、「中古物件なので現状有姿」の一点張り。
    よくよく調べてみたら、節電の為にわざと消していることが分かりました。
    管理会社にヒアリングもしない態度にちょっとイラっとしました。

    決済に際しては、「建物の固都税の精算に消費税が加算されていない。(売主は課税業者)」
    「鍵リストの作成もしていない」「各種精算についても漏れだらけ」…等々。
    それらを指摘すると、「買主側が、管理会社が・・・。」と人のせいにする始末。

    どうにか、決済は無事に完了しましたが、管理会社変更の残務が残っている状況です。

    この仲介業者を介するとスムーズに進まなそうなので、これら引継ぎ残務は管理会社と弊社でキチンと行うようにしました。

    結論から言うと、『口だけの、自称:プロ』だったのではないかと感じています。

    「人の振り見て我が振り直せ」
    我々も、『自称:プロ』と言われないように、相続対策の実務、不動産の実務について
    キチンとした対応をしなければいけないと感じた取引でした。

    事前準備、相互チェック、報告・連絡・相談そして確認。
    仕事の基本です。

    カテゴリー:コンサルティングの現場から