トップバナーイメージ
コンサルティングの現場から
  • ●2017.10.09
    題名:AIに負けるな!

    9月25日の日本経済新聞の朝刊にショッキングな記事が出ていました。

    難関とされる資格(=サムライ業:税理士や司法書士など「士」がつく資格)が近い将来には、

    AIに代替可能だというもの。

    例えば、税理は92.5%、司法書士は78%、行政書士は93.1%、弁理士は92.1%、公認会計士は85.9%、

    弁護士は一番少なく1.4%が代替可能だという研究結果です。(野村総研とオックスフォード大の研究)

    一生懸命勉強して取った資格なのに、近い将来にはAIに代替可能とは、大変ショックですね!

     

    私の尊敬する、船井幸雄(経営指導の神様:故人)は、生前に『つぶれない会社とは、どんな会社か』という話をしてくれました。

    『社会に必要で、無くなっては困る会社は、絶対に潰れない!』と明言していました。

    AIに代替される業務の殆どは、調査業務、文章や資料の作成業務、知識の教示などの処理型の仕事だと言います。

    従って、これからは従来の業務に『付加価値』をつけないと生き残れないという事になります。

    処理型の仕事に提案やコンサルティングをプラスする事。

    そして、人の中に深く入っていく事(人の心に食い込む事)が重要なのです。

    ご自分の仕事の中で、何が『人にしかできない仕事』なのか、今一度振り返り、それらのサービスを利用する『人』に対して、どれだけ尽くすことができる(心に食い込める)のかを考え、実践する事が必要な時に来ているようです。

    キーワードは『専門知識+コンサルティング能力+人の心に食い込む力』です。

    カテゴリー:コンサルティングの現場から

  • ●2017.09.29
    題名:営業マンとコンサルタント

    9月から当社には2名の新人が入社しました。

    新人といっても社会人としてはベテランの域にいる方ですが、当社の仕事(財産コンサルティング)は、初めてという人たちです。

    2人とも前職で営業として立派な成績を収めてきた方々ですが、入社後の研修で『財産コンサルタントは営業マンとは違う!』という話をしたら、ちょっと『目がテン』だったようです。

    さて皆さん、営業マンとコンサルタントの違いをご存知ですか?

    簡単に言ってしまうと、「営業マンは最終的に自社の商品に結びつける提案をしますが、コンサルタントは特定の商品を持たない為、お客様に最適な提案が可能である。」という点に大きな違いがあるのです。

    『これを売らないといけない。』というプレッシャーが無い良さの反面、『では何を提案したら良いのか?』という葛藤の中で、当社のコンサルタントとして一歩を踏み出しています。

    私自身も新人に話すことによって、コンサルタントの役割、コンサルティングの意義を改めて実感した一ヶ月でした。

    新人2名が加入した、財産ブレーントラストにご期待下さい。

    カテゴリー:コンサルティングの現場から