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●2018.01.07
題名:ドクターX:大門未知子に学ぶコンサル力
昨年末、テレビドラマ『ドクターX』の最終回を見て感じた事をつらつらと書いてみました。
ドクターXの最終回で大門未知子は、外科医の手術力に関しての考えを示す。
外科医の手術力は最初のトレーニングで決まる。
どれほどの熱意を持って手術を学ぶか、どれほど上手い外科医の手術を見るか、川の水が流れるように基本手技を反復し、美しい最終術野をつくる。それが理想の手術。
そして一番大事な事は、どんなに厳しいオペでも、決して患者を見捨てない事。
これをコンサルタントのコンサルティング力に当てはめてみる。
コンサルタントのコンサルティング力(提案力)は日々のトレーニングで決まる。
どれほどの熱意を持ってコンサルティング(提案)を学ぶか、どれほど上手いコンサルタントのコンサルティングを見るか、川の水が流れるように(愚直に)基本を反復し、美しいコンサルティング(提案)をつくる。
それが理想のコンサルティング(提案) 。
そして一番大事な事は、どんなに厳しい案件でも、決してお客様を見捨てない事。
『私、失敗しないので・・・』
ご存知、ドクターX:大門未知子の決めゼリフ
この自信がどこから出てくるのかが、最終回で明らかになる。
起こり得る全てのケースを予測して、完璧な準備をする。
失敗された患者に次は無いんだ!という気持ちを持って、全ての患者に必ず行う。
・これが大門未知子が、失敗しない理由。
コンサルタントとして、果たして実行できているのか?
全てのお客様の提案に際して、起こり得る全てのケースを予測して、完璧な準備をし、『お客様の前(現場)では失敗できない』という強い気持ち(責任感)を持って常に臨む事
ZBTでは、創業当時から
・複数の提案を検討する(3つ以上。2つでは丁半博打となるので)
・起こりうる全ての事を予測して最善の準備をする(Z返しの準備)
・代替案の準備(リスクヘッジを十分にする)
・複数の事前チェック、シミュレーション(2営業日前の提案書、事前ロールプレイ、)
の実践を強く打ち出しています。(まだ、完璧ではありませんが・・。)
そこで、今年の目標は、『コンサルX』を目指す!
上記の実践を徹底し、『私、失敗しないので…』と自信を持って言えるコンサルタントになる事。これを目標に、頑張っていきます。
カテゴリー:コンサルティングの現場から
●2017.10.09
題名:AIに負けるな!
9月25日の日本経済新聞の朝刊にショッキングな記事が出ていました。
難関とされる資格(=サムライ業:税理士や司法書士など「士」がつく資格)が近い将来には、
AIに代替可能だというもの。
例えば、税理は92.5%、司法書士は78%、行政書士は93.1%、弁理士は92.1%、公認会計士は85.9%、
弁護士は一番少なく1.4%が代替可能だという研究結果です。(野村総研とオックスフォード大の研究)
一生懸命勉強して取った資格なのに、近い将来にはAIに代替可能とは、大変ショックですね!
私の尊敬する、船井幸雄(経営指導の神様:故人)は、生前に『つぶれない会社とは、どんな会社か』という話をしてくれました。
『社会に必要で、無くなっては困る会社は、絶対に潰れない!』と明言していました。
AIに代替される業務の殆どは、調査業務、文章や資料の作成業務、知識の教示などの処理型の仕事だと言います。
従って、これからは従来の業務に『付加価値』をつけないと生き残れないという事になります。
処理型の仕事に提案やコンサルティングをプラスする事。
そして、人の中に深く入っていく事(人の心に食い込む事)が重要なのです。
ご自分の仕事の中で、何が『人にしかできない仕事』なのか、今一度振り返り、それらのサービスを利用する『人』に対して、どれだけ尽くすことができる(心に食い込める)のかを考え、実践する事が必要な時に来ているようです。
キーワードは『専門知識+コンサルティング能力+人の心に食い込む力』です。
カテゴリー:コンサルティングの現場から
●2017.09.29
題名:営業マンとコンサルタント
9月から当社には2名の新人が入社しました。
新人といっても社会人としてはベテランの域にいる方ですが、当社の仕事(財産コンサルティング)は、初めてという人たちです。
2人とも前職で営業として立派な成績を収めてきた方々ですが、入社後の研修で『財産コンサルタントは営業マンとは違う!』という話をしたら、ちょっと『目がテン』だったようです。
さて皆さん、営業マンとコンサルタントの違いをご存知ですか?
簡単に言ってしまうと、「営業マンは最終的に自社の商品に結びつける提案をしますが、コンサルタントは特定の商品を持たない為、お客様に最適な提案が可能である。」という点に大きな違いがあるのです。
『これを売らないといけない。』というプレッシャーが無い良さの反面、『では何を提案したら良いのか?』という葛藤の中で、当社のコンサルタントとして一歩を踏み出しています。
私自身も新人に話すことによって、コンサルタントの役割、コンサルティングの意義を改めて実感した一ヶ月でした。
新人2名が加入した、財産ブレーントラストにご期待下さい。
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