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08 5月 2022
  • ●2022.05.08
    題名:国会議員だけズルくない?

    1、国会議員の資産公開
    先日の新聞で、昨年当選した衆議院議員の資産公開がされていました。
    トップは、自民党副総裁の麻生太郎氏。でも、総資産額 約6億円って少なくない?
    岸田首相も4,900万円。
    国民民主党の玉木代表、れいわ新撰組の山本代表は、共に『0』・・・えっ! ゼロってありえなくない!!
    何と77人の議員が、資産ゼロというから驚きました。

    私の地元の議員が所有しているという、調布市の土地は136㎡で617万円ですって!!
    何かおかしくない?  ㎡単価にすると、約4.5万円。 周辺の路線価でも27~29万円/㎡ です。

    実は、これにはからくりがあるのです。
    土地の価格・・・固定資産税の課税標準額でよい。 (住宅用地であれば6分の1)
    普通預金は、公開しなくて良いらしい。
    上場株式も公開義務なし。
    こんなので、資産公開の意味があるのかしら・・・。 と、思うのは私だけ?

    国民(資産家)には、確定申告時に『財産債務調書』の提出を義務付けし、罰則まで設けているのに。
    なんとなく納得いかない、国会議員の資産公開です。

    2、文書通信費⇒改正されて『調査研究広報滞在費』
    先日の国会で、名称変更と日割り支給が決まった文書交通費。
    先の衆議院選挙で、在職が月1日でも月額の満額(100万円)が支給されたとして話題になりました。
    非難も多かったことから、今回 日割り支給に改正されました。
    なぜか名称変更し、どさくさに紛れて、費用の適用範囲を広げられるようにしたとしか思えません。
    しかも、使用用途は実質的に自由。(領収書の添付無し)そして、使い切れずに余っても返還義務なし・・・。
    この文書通信費、国会議員の『第二の給与』と呼ばれているんですって。
    これって、税金でしょう!!
    国会議員の先生、ズルすぎませんか?

    ちなみに、地方議員の『政治活動費』
    略して、政・活・費 ⇒ 生活費 と呼ばれているらしい・・・。

    議員の皆さん、キチンと国民の為にお仕事してくださいね!!

    カテゴリー:コンサルティングの現場から