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28 3月 2020
  • ●2020.03.28
    題名:スルガ銀行、不正融資のシェアハウスを手放せば借金返済を免除

    スルガ銀行が、不正な融資で過大な借り入れをしたシェアハウスのオーナーが、物件を手放せば借金の返済を免除することを決定したというニュースが聞こえてきました。
    まずは、東京地裁に民事調停を申し立てていた257人(343棟)が対象。

     

    そのスキームは、スルガ銀行がシェアハウス向けの貸付債権を投資ファンドとみられる第三者に売却。この第三者にシェアハウスの土地・建物を物納すれば、借金を帳消しにするというもの。所有者には債務免除益が発生しますが、非課税扱いになる見通しの様です。

     

    土地・建物をセットで購入したオーナーであれば、物件を差し出して借金が無くなるのは良いかなと思いますが、先祖から引き継いだ土地に建築した人は、土地まで取られてしまうのには納得できないのではないかと思いますが如何でしょうか?

     

    シェアハウスの所有者は全体で1258人いるので、8割のオーナーがまだ解決していないという事になります。
    すべてのオーナーが解決するには、今後相当な時間がかかるものと思われます。

     

    この事件以降、融資の審査や書類が厳しくなり、融資の承認まで時間が大幅にかかっている現状には閉口しています。

    カテゴリー:耳よりな話(情報提供)